中東情勢の緊張緩和を受け、原油価格が久しぶりに大きく下落しています。
米国・イラン間の停戦合意を背景に、ホルムズ海峡の正常化期待が高まり、原油価格は80ドル台前半まで下落しました。約3か月ぶりの安値圏となります。
▼毎日新聞
NY原油下落、一時80ドル台 米イラン合意発表で供給改善期待 | 毎日新聞
▼テレ朝NEWS
NYダウが終値も最高値更新 米イラン合意で 原油先物価格も80ドル割り込む
▼電気新聞(有料記事のため、会員外の方は、一部閲覧制限あり)
米イラン停戦合意で原油、3月来の安値/収束期待、70ドルも視野 –電気新聞ウェブサイト
一方で、電力価格との相関が高いLNG(液化天然ガス)価格は依然として高水準で推移しています。
LNGについては、
・ホルムズ海峡の物流正常化に時間を要する可能性
・アジア圏の調達需要の継続
・夏場の電力需要増加
などを背景に、依然として高値圏が続いています。
そのため、「原油が下がった=すぐに日本の電力価格が下がる」という状況ではありません。
燃料費等調整額や電力市場価格への反映には一定のタイムラグがあり、今夏の電力市場については引き続き注意が必要と考えています。
ただし、今回の停戦合意が順調に進展し、ホルムズ海峡の物流が正常化すれば、燃料価格全体の落ち着きにつながる可能性もあります。
市場としては久しぶりに明るい材料と言えそうです。
当社としても、引き続き原油・LNG・石炭・JEPX市場価格(電力価格)の動向を注視し、皆様へ情報共有してまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
▼原油価格(WTI、ドバイ)過去6か月間の推移

▼原油価格(WTI、ドバイ)過去5年間の推移

▼LNG価格(JKM)過去5年間の推移

▼石炭価格(オーストラリア)過去5年間の推移


代表取締役社長 高橋 優人
新卒で九州電力に入社し、約7年間在籍。在籍時は、電力の法人営業、ガスの個人営業等に従事。その後、エネルギーベンチャー企業を経て、日本電力調達ソリューションに参画。2024年9月に代表取締役社長に就任。
















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