旧一般電気事業者出身のDNA

代表の高橋です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。

そのため、私の主観が入っておりますこと、ご容赦ください。読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

先週から、イスラエルイラン問題がニュースになっています。私は2022年ウクライナ情勢も経験しているので、今回の件、エネルギー業界に携わる者として、かなり緊迫感のある状況でした。
私たちは、旧一般電気事業者出身ばかりの会社です。危機管理に対する感度が高いな、と改めて感じました。これは、他社にはない強みだと思います。旧一般電気事業者は、安定供給に対する責任感が強いです。そのような教育も充実しています。そのDNAが垣間見えた1週間でした。

せっかくなので、時系列で振り返ります。

【1週間の動き】
①6月13日(金)の午前中
原油価格が14%高騰。
→トレーディングに強みのある提携先電力会社から情報提供。
→長期契約の電源を持っている電力会社に、万が一の場合の受け入れ体制を確認

②6月13日(金)の午後
原油価格が落ち着く
→原油価格が74ドルは、たしかに上昇しているが、そこまで珍しいことではない。警戒はするものの、この状況であれば、LNGや電力価格には影響は出ないだろう。

③6月14日(土)
イスラエルがイランのガス施設を攻撃。
→原油価格に影響が出る可能性が考えられる。

④6月15日(日)
引き続き警戒状態
→月曜日以降のマーケット高騰も考えられる。不安なお客様もいるので、我々が相談窓口になると決める。プレスリリース作成。

⑤6月16日(月)
引き続き警戒状態
→9時30分にプレスリリース。また、既存のお客様で、市場連動プランに加入しているお客様には、状況と今後の対策をご連絡。

その後も、LNG価格の動き、電力価格の動きを常にウォッチし、少しでも何か感じることがあれば、社内で情報連携を行いました。

まだ落ち着いたとは言い切れません。引き続き、状況を注視していきたいと思います。
弊社では、あらゆる情報を収集し、準備を整えています。ご不安なことがあれば、お気軽にお声掛けください。

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