私が電力契約切替事業で大事にしていること

代表の高橋です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。

そのため、私の主観が入っておりますこと、ご容赦ください。読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

私が電力契約切替事業で大事にしているのは、新電力との関係構築です。
理由は、お客様の電力会社を選ぶ基準が価格だけではなくなってきているからです。なぜ、お客様の電気代を削減するのに、電力会社との関係を構築するのか、と不思議に思われた方もいるかもしれません。でも、お客様の電気代を下げ、中長期的に良い契約を実現するためには、私は電力会社との関係構築が大事だと思っています。私たちは、電力会社とお客様をつなぐ電力契約の翻訳者なのです。

電気料金高騰、電力会社の撤退。。。。そのような状況において、見積もりを取得して、価格を並べただけで、どの電力会社が最適なのかを判断することはできるのでしょうか。私はそうは思いません。電力契約は、一時的に物を購入するのとは違います。金額も大きいです。電気はどの会社から買っても質が変わらないと言います。それはそうなのかもしれません。しかし、料金プランの特徴、その会社の普段の対応力、有事の際の姿勢、そういった部分は、見積書の価格を並べて比較するだけでは絶対に見えてきません。

他にも「〇〇の資本が入っているから安心」という声を聞くことがあります。たしかに、資本力がある会社が支えているというのは、安心材料の一つにはなるでしょう。しかし、だからと言って、=大丈夫とはならないと私は考えています。見るべきポイントは、資本力に加え、「その会社において、電力小売事業がどれぐらいの重みがあるのか」ということ
だと思います。売上がとてつもなく大きい会社の電力事業部は、もしかしたら、新規事業という位置づけかもしれません。そうすると、一定期間で成果がでなければ事業を撤退することも考えられます。もしくは、その会社の商材の中で電力よりも利益が出る商材があれば、電力よりも他の商材を売ることに力を入れる方もいるでしょう。
また、大企業であればあるほど、投資家の目線等も厳しいです。ガバナンスも厳しくなっており、いくらお金があると言っても、赤字を出し続けていい事業は、基本的にはないはずです。

試しに新電力販売電力量の上位30社の過去3年の販売電力量を見てみるとよいと思います。多くの方にとって記憶に新しい「電力高騰時に契約が打ち切られた」というものが、数字によく表れています。

販売量を落とさずに頑張っていた会社がいくつもあります。反対に、意外にも一般的に資本力があると思われている会社が、販売量を落としているケースもあるのです。例えば、東京ガスと東北電力が50%ずつ出資をしていたシナジアパワーという会社は、2022年11月末で破産することになりました。当時は勢いもあり、販売量も上位でした。株主構成を見ると、まさかこの会社が。という印象ではないでしょうか。

私たちは、このような過去の実績も踏まえ、パートナー電力会社と提携し、お客様に対し切替のサポートを行っています。パートナー電力会社と信頼関係を構築しているからこそ、最大限の条件を引き出すことが可能です。

電力会社選びでお困りのお客様は、お気軽にお声掛けください。全力でサポートさせていただきます。

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