燃料調達をめぐる動向と 電力・ガスの安定供給について 2026年3月27日 資源エネルギー庁資料

日本電力調達ソリューション代表の高橋優人です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。
読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

3月27日に資源エネルギー庁の資料が公開されました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/jisedai_kiban/pdf/005_07_00.pdf

結論としては、

・直ちに電力供給に支障が出る状況ではない
・ただし、中東情勢の長期化リスクは前提に置いている

という整理です。
実際、国内のLNG在庫は一定水準を確保しており、短期的には安定供給が維持される見込みとされています。

一方で見落としがちなのが「価格」の側面です。

日本のLNGは長期契約が中心であり、その多くが原油価格に連動する仕組みになっています。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2016html/1-1-3.html?utm_source=chatgpt.com

さらに、燃料価格の変動は燃料費調整制度を通じて電気料金に反映されます。

つまり、

・供給は維持される
・しかし、価格はじわじわ上がる

という構造です。

足元の市場は、短期的な混乱ではなく「中長期の価格上昇」を織り込み始めています。

電気料金については、「上がるかどうか」ではなく「どの程度・どのタイミングで上がるか」を考える局面に入ってきたと感じています。
そのため、契約・予算の見直しは“余裕があるうち”に検討すべきフェーズに入っています。

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