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2026.10.20

電力会社の担当者の顔は浮かびますか?

日本電力調達ソリューション代表の高橋優人です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。

読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

皆さんは、電力会社を選ぶとき、どのようなことを大事にしていますか?

価格の安さでしょうか。それとも、価格の安定性でしょうか。

実は、電気はどの電力会社から購入しても、基本的に品質は変わりません。電力会社によって、照明が明るくなったり、電気が使いやすくなったりするわけではないのです。

そう考えると、少しでも価格が安い電力会社を選びたい、あるいは価格が安定している電力会社を選びたい、という考えになるのも自然なことだと思います。

もちろん、どちらも非常に大切な要素です。

しかし、私はそれ以外にも、電力会社を選ぶうえで重要な要素があると考えています。

それが、「その電力会社の担当者」です。

電力契約は、1年単位の契約が多く、企業によっては毎月数百万円、数千万円という大きな金額の支払いが発生します。そして、電力契約は、契約を締結したら終わりというものではありません。

例えば、燃料費調整額の変動によって電気料金が大きく上昇したり、電力制度の変更によって新たな費用が発生したりすることもあります。

そんなとき、「なぜ電気料金が上がったのか」「今後の料金はどうなるのか」「何か対策はできないのか」といった疑問が生まれるのではないでしょうか。

その疑問に対して、迅速かつ丁寧に回答してくれる担当者がいるかどうか。

私は、これが非常に大切だと思っています。

問い合わせをしても、なかなか返事が来ない。制度について質問しても、十分な説明が得られない。あるいは、契約後はほとんど連絡がなく、料金改定の案内だけが届く。

そんな状況では、いくら価格が安くても、少し不安になりますよね。

一方で、電力市場の動向や制度変更について、こちらから聞かなくても情報を提供してくれる担当者がいたらどうでしょうか。

困ったときにはすぐに相談でき、専門的な内容も分かりやすく説明してくれる。

それだけで、電力契約に対する安心感は大きく変わると思います。

私は、電力会社の本当の価値は、契約した後にこそ見えてくるのではないかと考えています。契約を獲得するまでは何度も訪問し、熱心に提案してくれたのに、契約が始まるとほとんど連絡がなくなる。気がつけば、担当者の名前や顔も思い出せない。

そんなことも、意外と少なくないのではないでしょうか。

もちろん、担当者との接点が少ないこと自体が悪いわけではありません。何も問題が起きず、安心して電気を使えているのであれば、それも一つの理想的な形です。

ただ、何か困ったことが起きたとき、すぐに相談できる相手がいるかどうかは、一度考えてみてもよいと思います。

電気は、どこから買っても基本的に品質は同じです。

しかし、電力会社から受けられるサービスの質まで、同じとは限りません。

皆さんは今、契約している電力会社の担当者の顔が浮かびますか?

もし浮かばないのであれば、それは電力契約を見直す一つのサインかもしれませんね。