私には忘れられない出来事があります。
それは2022年の電力高騰です。
電気代がどれぐらい上がるのか、どの電力会社を選べばいいのか、多くの方が不安な思いをされたと思います。
私は当時、「もっと自分に市場を読む力があれば」「もっと自分が各電力会社の特徴を知っていれば」と深く後悔しました。
それができていれば、お客様を不安を少しでも軽減することができたと思います。

当時は、たくさんの方から燃料費等調整額の算定について質問を受けました。私は各電力会社の燃料費等調整額を必死に解読して、影響額をお伝えしました。
燃料費等調整額の影響を知りたい方たちが、こんなにもたくさんいるのだと衝撃を受けた出来事です。
また、多くの電力会社が大幅な値上げを行いました。電力会社によっては、お客様の契約を途中で打ち切るところもありました。
中には、電力事業から撤退、倒産した会社もあります。多くの方がパニックになっていたことは、記憶に深く刻まれました。多くのプレーヤーが切磋琢磨していくはずの電力自由化という世界が崩れていく様は、今でもはっきりと覚えています。
一方で、そのような状況下でも、お客様ファーストの姿勢を貫いた会社がありました。最小限の値上げしか行わず、電力会社側からの解約をしなかったのです。
私はこのような電力会社を応援したいと思うとともに、このような会社がこれからもお客様に選ばれるのだと確信しました。

その経験から生まれたのが、今の当社のサービスです。
燃料費等調整額予測や電気料金予算作成支援では、1年先までの予測を行います。また、定期的なレポートをお届けすることで、
市場の変化をスピーディーにお伝えしています。
電力調達プロセス代行においては、過去の販売量の推移や電源構成、燃料費等調整額の算定方法、各会社のスタンス等、様々な視点から、
お客様の電力調達をサポートしております。
電力会社の切替サポートにおいては、単に提携電力会社をご紹介するのではなく、個々の提携電力会社の特徴を深く理解した上で、お客様のニーズにマッチした電力会社を選び抜き、ご紹介いたします。

電力というインフラに関わる者として、短期的だけではなく、中長期目線でお客様の利益を最大化していきます。
電力のことで何かお困りごとがあれば、私たちまでお声掛けください。
「日本電力調達ソリューションに頼んでよかった」と言っていただけるよう、邁進してまいります。

MEMBERS

経営メンバー

代表取締役社長
高橋 優人

新卒で九州電力に入社し、約7年間在籍。在籍時は、電力の法人営業、ガスの個人営業等に従事。その後、エネルギーベンチャー企業を経て、日本電力調達ソリューションに参画。2024年9月に代表取締役社長に就任。

取締役
大槻 陸夫

新卒で東京電力に入社し、2015年より企画室長、2016年より経理室長を歴任。2017年に東京電力パワーグリッド常務取締役、2019年に東京電力ホールディングス常務執行役を務める。現在は、上野グループホールディングス顧問、横浜市環境保全協議会理事を兼任。

取締役
上野 徹

新卒で東京電力に入社し、国際、新規事業開発・投資業務を担当。2016年に新成長タスクフォース企画・総括グループマネジャー。再エネ事業者大手・SBエナジー経営企画部長、エネルギー外資大手・Enel Xジャパン新規事業部長を歴任

顧問
鈴木 紀臣

新卒で東京電力に入社し、2007年から電力契約部長。2010年から執行役員。その後、テプコカスタマーサービスにて常務取締役。日本瓦斯の常務取締役、沖縄ガスニューパワー副社長等を歴任。