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2026.10.16

市場連動プランのメリット・デメリット

日本電力調達ソリューション代表の高橋優人です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。

読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

電力の市場価格の高騰は、落ち着くどころか、上昇を続けています。今年の3月頃、今の状況を予想した人はあまり多くはなかったと思います。このような状況で必ず話題に上がるのが、「市場連動プラン」です。

市場連動プランは、言葉通り日本卸電力取引所(JEPX)の価格に連動するプランです。

少しメリットとデメリットを整理してみます。

メリット

日本卸電力取引所の価格が落ち着いている場合は、恩恵を受けることができます。そのような状況では固定(燃調付き))プランに比べて、割安な料金で電気を使うことができます。

工場、病院等の高負荷率のお客様は、5-10%、オフィスビル、学校等の低負荷率のお客様は、15-30%程度お得に使うことができます。

デメリット

スポット購入となるため、突発的なトラブルには、価格が敏感に反応します。また、今のように市場価格が高騰してしまうと、たちまちお客様の電気料金が上昇します。

何かあれば、翌月の電気料金が40-50%増える可能性もあります。

電気料金が高いと感じるのは、総額を見た時ではなく、これまでとの差を感じたとき

お客様の中で100万円という電気料金を見たときに、高いのか安いのかを判断するのは、難しいと思います。判断軸がないからです。

一方普段70万円のお客様が、翌月に100万円になったら、電気料金が高くなったと感じるでしょう。

市場連動プランの怖さは、この変動幅にあると思います。同じ総額が100万円でも90万円→100万円になるのと、70万円→100万円になるのでは、同じ100万円を払うにしても、少し捉え方が変わってきます。

特に電気料金の予算を70万円で取っていた場合、毎月100万円の請求がきて、毎月30万円の予算オーバーが発生するのは、非常に苦しいのではないでしょうか。

他に使う予定だったお金も、場合によっては、使えなくなるかもしれません。

まとめ

市場連動のメリット・デメリットをお話しさせていただきました。市場連動プランは、何もなければ、大きなメリットを得られる可能性があります。一方、突発的な価格上昇リスクもあることを理解しておく必要があります。そして、そのリスクは年々上昇していると感じます。

電気料金プランを選ぶことは、電気料金が高い安いだけの問題ではありません。会社の利益を大きく左右する一つの要素になっています。

すでに予算をオーバーし、今後の見立てをどうすればよいか分からないというお客様もいらっしゃると思います。弊社では、価格をセーブするご提案や電気料金予算作成の支援も行っています。

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。