代表の高橋です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。
そのため、私の主観が入っておりますこと、ご容赦ください。読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。
先日、コーポレートPPA関連で、お客様との面談がありました。そこでは最先端の再エネ調達の話がありました。
皆さんは、「アワリーマッチング」という言葉はご存知でしょうか?アワリーマッチングとは、再エネ調達を1時間単位で一致させる考え方です。Google等が提唱しています。
しかし、このアワリーマッチングの実現は、簡単なことではありません。現在の再エネ調達における環境価値の考え方は、時間の概念が弱いです。例えば、昼に発電した太陽光の環境価値は、夜の電力使用に充当することができます。さらに言えば、非化石証書の入札は四半期に一度行われています。つまり、数ヶ月前の環境価値も使えてしまう状況にあります。
1時間単位で再エネ調達を行う場合、太陽光だけは限界があります。そのため、地熱や風力等、夜間時間に発電できる電源も必要になってきます。しかし、風力や地熱の開発は、太陽光に比べると、時間もお金もかかります。
しかし、今後カーボンニュートラルを実現していくためには、太陽光以外の再エネ電源も増やす必要があるでしょう。そうなると、風力や地熱の開発を後押しする、アワリーマッチングの考え方が必要なのかもしれませんね。
今後、再エネ調達のイニチアシブの方針等にも影響が出てくる可能性もあります。アワリーマッチングをこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。
なお、弊社では、アワリーマッチングを提供する発電事業者のご紹介が可能です。最先端の再エネ調達にご興味があるお客様は、お気軽にお声掛けください。
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