電力会社切替の現場から見えてきた、企業の電力調達4分類

日本電力調達ソリューション代表の高橋優人です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。
読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

今回は、普段私が感じていることを書いてみます。

2025年11月で弊社は3期目を終えました。売上は前期の約15倍、黒字転換となり、一気に成長することができた1年でした。

専門性を活かした「電力契約に関するコンサルティング(再エネ導入や電気料金予算作成支援等)」と、「電力会社の切替支援」です。
その中でも、「電力会社の切替支援」が飛躍的に伸びた1年でした。この1年で、企業の電力調達の解像度が上がったので、少し言語化してみたいと思います。

電力会社切替支援

特徴としては、「ほけんの窓口」の法人向け電力版みたいな感じです。お客様に対し、複数の電力会社の中から、おすすめの電力会社をご紹介します。現在提携先は14社あります。

この仕事の醍醐味

私は、この仕事がとても楽しいです。
電気料金の削減や最適化を通じて、お客様の利益創出に貢献できるからです。

例えば、電気料金が削減できれば、その企業は、新しい方を採用できるかもしれません。システム投資にお金を使えるかもしれません。その会社のサービスの値下げができ、集客に繋がるかもしれません。

例えば、電気料金の固定化で、変動を抑えられると、その会社の予実管理の精度が上がり、業績の見通しが立てやすくなるかもしれません。上場企業であれば、投資家からの評価も上がり、企業価値が上がることにつながる可能性もあります。

だから、私は、お客様が弊社のサービスを使ってくださった場合、なるべく現地に足を運びます。

スーパーであれば、店内を回ってみて、買い物をする。オフィスビルであれば、どんな企業がテナントに入っているかを見る。ホテルであれば泊まってみる。工場であれば、その会社が作っている商品を使ってみる。

そうすることで、「単なる電気代削減」ではなく、「電気代を削減、最適化する意義」を感じることができます。

企業によって、電力調達の考え方は様々

このように、現場主義を続けてきたところ、私は、企業によって電力契約の選び方には、特徴があることに気づきました。

私なりの電力の購買パターンは、下記の4つに分けられます。


①はリスクをとってでも、安い電力を調達したいお客様には、市場連動プランが刺さります。このようなお客様に、企業の安定性や価格の安定性を訴求しても、あまり効果的ではありません。

電力高騰する可能性があることは分かっていても、「それは起きた時に考えればいい」あるいは「そう簡単に電力高騰は起きないだろう」と思われているケースもあります。

②のケースも、比較的価格重視です。
電力契約は毎年見直すことにしており、その年の最安が狙えればよいと考えておられるケースが大半です。

仮に電気料金が全体的に上がった年があったとしても、その年の最安が狙えればそれでOKです。「マーケットが上がっているから仕方ない。その状況下での最安を狙おう」という考え方だと思います。

③は比較的安定性を求められます。
「相場より安い方がいいけれど、なるべくその状態が安定的に長く続くほうがよい」という考え方です。

この場合、現実的な削減額で契約をし、その後は、1社と比較的長くお付き合いされるケースが多いです。

④は安心感やリスク回避が重要とされます。
基本的には、「地域の電力会社が安心」というお客様が多いです。「積極的に電力会社を行って、のちにトラブルが起きるよりは、このままがいい」というお考えが多いように思います。

このタイプは、地方の企業や費用に占める電気料金の割合が小さい企業に多いです。

東京電力管内の新電力シェアは、30%を超えているのに対し、それ以外のエリアは10|20%です。地方の方が、地域電力との契約を好む傾向にあると言えると思います。

電気はすべての人が使うから、お客様となる対象が多いです。しかし、購買パターンは、本当に様々。ここを見誤ると、お客様にとって、最適な電力契約を提供することはできません。

弊社ではタイプごとに提案ができる

弊社では、このお客様タイプに合わせて、提案を行っています。これは、複数の電力会社と提携しているからこそ、できることです。

「この企業には、A電力会社が合いそう」「この企業には、B電力会社がいいんじゃないか」そのようなことを考えながら、お客様に最適な電力会社をご提案するのは、とても楽しいです。

これは、私が特定の電力会社で働いているわけではなく、複数の電力会社と提携しているからできることだと思っています。本当に心強い電力会社と提携をさせていただいていることに、心から感謝しています。

市場連動に強みがある会社と、安定電源を持っている電力会社は、明らかに得意とするお客様の層が違います。だから、一社ですべてのお客様にのニーズを叶えるのは、難しいと思います。

一方、電力会社は700社あります。それをお客様が自分で探して、見積もりを取り、比較し、決める、というのは、労力がかかります。

そこで私たちは、自分たちが心からおすすめできる電力会社のプランを、お客様に提案しています。

ちなみに、私は提携先の電力会社数をむやみに増やしていません。それは、増やしすぎると、その会社の特徴を覚えるのが薄まってしまうからです。さらに数を絞ったほうが、1社あたりのボリューム(規模)が出ます。そうすれば、より良い条件を引き出しやすくなります。また、その会社の契約手続き等のノウハウも蓄積されます。

そうやって、お客様への提案の質をどんどん高めています。

最後に

法人の電力調達でお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ弊社までお声掛けください。あなたの会社の電力問題に確かな解決策をご提供します。

また、おかげさまで、お客様を紹介してくださるパートナー企業様も増えています。付加価値サービスの一環として、弊社のサービスをご利用いただいています。

弊社では「単に安くして終わり」ではなく、毎月のレポート等を通じたアフターフォローも充実しています。きっと本業にも良い影響があると思います。

こちらも興味を持っていただける方がいらっしゃれば、ぜひお声掛けください。士業等の個人の方でも大丈夫です。

また、サービス急成長に伴い、採用(営業職)も強化中です。電力経験があり、ベンチャーマインドがある方、ぜひお声掛けください。本気でやれば、人生が変わるほどの経験ができます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。これからもお客様の電力課題の解決を通じて、お客様の利益創出に貢献していきます。

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