電気料金の見直しは、どれぐらいの頻度で行うのがよいのか

代表の高橋です。
こちらでは、私がお客様とやりとりさせていただく中で気づいたこと、ニュース記事を見て学んだこと等をリアルタイムで発信しています。

そのため、私の主観が入っておりますこと、ご容赦ください。読んでくださる方にとって、有益な情報になっていれば幸いです。

電気料金の見直し頻度については、私が感じていることですが、3年に1回ぐらいが良いのではないかと思います。これは、電力自由化が第二ステージに入ったことが大きな理由です。

第一ステージは、2016年頃です。電力全面自由化直後は、色んな会社が一斉に価格を下げ、顧客を獲得していました。料金プランも地域電力の〇%引きというものが多く、比較も容易だったと思います。この頃は、明らかに買い手市場でした。

しかし、今は少し様子が変わっています。第二ステージに入りました。やや売り手の力も強くなってきました。電力会社側からすると、1年で抜けるお客様よりも、長く付き合っていただけるお客様を大事にするような傾向にあると感じます。契約開始1年でお客様が離脱してしまうと、LTVが下がってしまいます。そもそもスイッチング(切替)手続きには、それなりにコストがかかるので、本音としては、1年で抜けられると少し痛いと思っているはずです。せっかく良い価格で提案しても、電力会社側の得られる収入が限定的になってしまいます。そのため、(過度な)競争入札のような契約は、タイミングによっては、敬遠されてしまうんですよね。(もちろん電源が余っていれば、その入札案件に良い価格が出せる可能性もありますが)

また、一度価格が下がったところから、さらに価格を下げるのは、市況が大きく変わらない限り、そう簡単ではありません。そのため、一度電力会社を切り替えたら、3年ぐらいは付き合ってみたほうがよいと思います。そうしないとその電力会社のことは分からないと思います。また、得られる効果に対して、お客様側の業務負担が重くなることも考えられます。ただし、契約中の電力会社に価格以外の不満がある場合等は、短いスパンで見直してもよいかもしれませんね。

弊社では、電力切替を行っていただいたお客様に定期的にレポートをお送りする等アフターフォローを重視しております。切替をして終わりではなく、そこからがスタートです。最適な電力契約実現に向け、サポートさせていただきます。電気のことで、お困りごとがあれば、ぜひお気軽にお申し付けください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事